Ruby のインストールには様々な方法があります。
今回は初心者向けに Windows のコマンドプロンプト上でRubyプログラムを実行させるという、最もお手軽な方法を実現するためのインストール方法について記述します。
Ruby Installer のダウンロード
Ruby をインストールするための RubyInstaller は以下のサイトから入手することが出来ます。
http://rubyinstaller.org/
このページの上部のにある赤い「Download」ボタンをクリックするとダウンロードページに移動します。
http://rubyinstaller.org/downloads/
どのインストーラーをダウンロードするか
ダウンロードページの「RubyInstallers」直下の項目から、最新版のインストーラーをダウンロードします。
項目名「Ruby *.*.*-p***」のRuby の後に続く数字の大きいものほど新しいバージョンのものです。特に事情が無い限りは最新版をダウンロードして下さい。
また、お手持ちのPCが64bit マシンであることが分かっている場合は、項目名に(x64) という文字を含むものをダウンロードして構いません。 32bitマシン、あるいは分からない場合は、(x64)という文字が含まれていないものをダウンロードして下さい。
(このページでは、Ruby 2.0.0-p481 (x64) をインストールする操作について説明しています。)
インストーラーを起動する
ダウンロードしたインストーラの実行形式ファイル(*.exe) を実行します。
(筆者の場合は、rubyinstaller-2.0.0-p481-x64.exe)
インストーラーを起動すると「セットアップに使用する言語の選択」ダイアログが表示されます。
ここは「日本語」のまま、「OK」ボタンをクリックして下さい。
「Ruby 使用許諾契約書の同意」ダイアログが表示されます。
オプションボタンの「同意」を選択して「次へ」ボタンをクリックすると、「インストール先とオプションの指定」ダイアログが開きます。
ダイアログ中の3つのチェックボックス項目についての説明は以下の通りです。内容を読んでチェックボックスのオン/オフを設定して下さい。説明の意味が良くわからない場合はチェックボックスをオンにすることをお勧めします。
- Tcl/Tkサポートをインストールします。
Ruby とともに Tcl/Tk GUI 作成ツールキットをインストールします。 インストールすると、RubyでGUIアプリケーションを作成できます。 - Ruby の実行ファイルへ環境変数 PATH を設定する
どこからでも Ruby を実行できるようにします。
既に Rubyがインストールされていると競合するかもしれません。 - .rb と .rbw ファイルをRubyに関連づける
ダブルクリックやシェルプロンプトでコマンド名を打つだけで Ruby スクリプトを実行できるようにします。すでに Ruby がインストールされていると競合するかもしれません。
「OK」ボタンをクリックしてインストールを実行するとインストールが開始されます。
無事インストールが終了すると「Ruby セットアップウィザードの完了」が表示されます。
ダイアログ内に表示されている参考URLは以下の通りです。
- Webサイト: http://rubyinstaller.org/
- サポート: http://groups.google.com/group/rubyinstaller
- Wiki: http://wiki.github.com/oneclick/rubyinstaller
-
ネイティブの C RubyGems をビルドするためのツールキットが必要なら
- DevKit: http://rubyinstaller.org/add-ons/devkit
正常にRubyがインストール出来たことの確認
Windowsの「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」でコマンドプロンプトを起動し、プロンプトウィンドウで以下のコマンドを実行して下さい。
> ruby --version
コマンド実行後、インストールしたバージョンが表示されますので、確認してください。
ここまでで Ruby のインストールは完了です。 それでは、Ruby言語を利用したプログラミングを始めましょう!!(^o^)/
これならオヤジでもわかる(笑)
へいちゅあんさん、ありがとうございます! 是非とも Rubyプログラミングをご一緒に初めてみませんか?(^^)