業績悪化の大塚家具、株主総会で久美子社長を再任 経営責任問う株主も
2年前の父娘間の経営方針の食い違いに関しては、僕は傍観者ではありますが、久美子氏の方針を真っ向否定しました。
それは、高級家具のショールーム販売によるシェアで成り立っていた大塚家具の経営スタイルを家具量販店に切り替えるということは、かなり危険な橋を渡ることが予測できたからということです。
ただ、もしもまたここで久美子社長を降ろして経営方針を元に戻すようなことになれば、さらに経営状態は悪化することも容易に想像できるのです。
大塚家具は今は、一番苦しい状況かもしれません。
ただ、この難局を乗り越えることが出来れば、きっと大塚家具は間違いなく生まれ変われることでしょう。
誰かが言ってますけれども、「成功」の反対は「失敗」ではなく、「挑戦しないこと」だと思うのです。