Ruby をインストールしたら、早速、プログラミングを始めましょう。
まず、Windows の「スタート」メニューから、
「すべてのプログラム」→「Ruby x.x.x-pxxx-xxx」→「Ruby コマンドプロンプトを開く」
で、Ruby プログラミング用コマンドプロンプトウィンドウを開きます。
※「Ruby x.x.x-pxxx-xxx」の x の部分はインストールしたRubyのバージョンに読み替えて下さい。
ここで、テキストエディタの「メモ帳」を開くために、以下のコマンドを実行しましょう。
>notepad HelloRuby.rb
このコマンドの notepad は、メモ帳を開くためのコマンドで、この後に続く HelloRuby.rb は、notepad コマンドの引数(ひきすう)であり、
「HelloRuby.rb というプログラムを書くためにメモ帳を開きなさい」と、Windowsに命令をしているのです。
Enterキーを押下すると、真っ白いメモ帳の画面が開き、画面上に以下のダイアログが表示されますが、そのまま「はい」をクリックして閉じて下さい。
ダイアログを閉じたら、メモ帳に以下のプログラムコードを記述します。(※先頭の数字「1」はプログラムの行数を分かりやすくするためのものですので、メモ帳には記述しません。)
puts "Hello Ruby"
メモ帳のウインドウメニューから「ファイル」→「上書き保存」をクリックしてプログラムをファイルに保存した後、メモ帳を終了させて下さい。
再び、コマンドプロンプトウィンドウに戻り、以下のコマンドをを実行して下さい。
>ruby HelloRuby.rb
画面上に以下の出力結果が表示されます。
Hello Ruby
どうですか? これだけですが、これでもちゃんとした Ruby プログラムなのです。
今回の手順を以下に記述します。
- Ruby用コマンドプロンプトを開く
- プログラム名を指定してメモ帳を開く
- メモ帳にプログラムを記述して保存、終了する
- 書いたプログラムを実行する
今後、しばらくの間はこの手順でプログラミングを説明しますので、流れをしっかり覚えて下さいね。