5月16日(金)の16時半ごろ、八王子市の生涯学習センター(クリエイトホール)7階事務所に伺いました。
目的は僕自身が、この生涯学習センターという場所で中高生向けのコンピュータ教育講座を開いてみたいとの想いがあることから、今現在、市民団体で行われている類似教育等の実態を把握するためでした。
受付カウンターで50代半ばくらいの女性に、「現在こちらで行われているパソコン講座について状況を知りたいのですが…」と、尋ねたところ、その女性がファイルを僕の目の前に広げて、いくつかの講座を紹介してくれました。
そこで、ある問題に気がついた僕は、その女性に質問をしました。
「対象者が『シニア向け』という制限のついたものばかりですが、『中高生向け』のものはないのでしょうか?」
と、言うと彼女は
「ここは生涯学習センターですから、高齢者向けのカリキュラムとなっております。」
とキッパリと答えました。
そう言われて、僕は非常に驚きました。 この施設や、ここで行われる講座は老若男女に関わらず、市民全員が活用すべきものであると考えていたからです。
もう一度聞き返してみました。
「生涯学習センターってのは、年輩の方向けのものなんですか?」
すると彼女は、
「ここで行うのは『生涯学習』ですから。 お子様たちは『義務教育』を受けてますので、教育は学校で行うべきですよね。」
と、返すので、僕はしばらくその場に閉口してしまいました。
僕の腑に落ちない様子を見てかその女性は、すぐさま
「違うんですか? 私、ここの正雇用ではないので間違っているかもしれません。 あとで上の者に確認してみます。」
と、言葉を続けました。 僕は彼女の立場も察しつつ、なんとか堪えました。
ただ、僕の気持ちとしては、実際に雇われている形式がどうであれ、受付業務を担当している限り、彼女はその施設の「顔」なのです。
「生涯学習」というものの意義や目的というのはしっかりと認識していて欲しかったというのが正直な心情です。
ただ、このちょっとした短いやり取りの中で、僕らの信頼関係はガラっと崩れてしまい、後は話になりませんでした。
僕が次の言葉を切り出して、
「過去に行っていたパソコン教室の経験を活かして、ここでもやってみたいと思っております。」
と、言ったところ、彼女はさも迷惑そうな表情を浮かべながら、
「ここの施設の講座に利益を望まないで下さい。」
と、何とも失礼極まりないことを言われてしまいました。 お金の話なんて一言もしていないというのに。
ある程度の情報は収集することはできましたが、それ以上会話をすると、更なる関係悪化を招きそうだったので、ここは引き上げることと致しました。
「これからの子供たちにコンピュータを通じて夢を持ってもらいたい」との僕の想いを実現させるには、小さなところから色んなことを解決しないといけないということが分かった気がします。
いやあ~ 予想一致度100点満点のお役所仕事(笑)
お金が絡まないから腐っていくんですね
お金が絡んでれば もっと責任持って仕事しますよ~
民間開放して事業性確保と評価制度を整備するのが先ですやん
それにしても絵に描いたように予想通りの・・・
へいちゅあんさん、この女性には、まずは人の話を聞く姿勢を持って欲しいと感じました。
僕はまだこの方としか簡単なお話しかしていないので、全体の態勢などは分からないのですが、確かに一般企業の組織と比較するとやはり異質なものを感じました。
決してお金が絡んでいないわけではないと思いますが、かなり微々たるものではあるようです。
評価制度はどのくらい整っているのでしょうね…。 少なくとも生涯「教育」という限り、各講座の教育効果は評価して、決して「やりっぱなし」の教育にしないことを望みます。