月別アーカイブ: 2017年3月

Julius 音声認識テスト

最近、再び話題の人工知能にとって、やはり人々が期待しているのはコンピュータの持つ「人間らしさ」かと。

そもそも、コンピュータ・システムは「演算」、「制御」、「記憶」においては人間の力を遥かに超えた能力を持っているのですが、これの入出力の部分で、まだまだ人間との融合が難しく思われているのかも知れません。

昔、アニメや特撮なんかで出てきたコンピューターって、例えば「バビル二世」に出てきたものは塔の上の水晶球がピカピカ光って言葉を話していたりしておりましたが、当時の実際のコンピュータってものは音声認識なんて夢のまた夢みたいな感じで、パンチカードシステムだったりしました。

ところが最近のコンピュータは音声認識も随分と技術が進んで、ジャイアントロボや電人ザボーガーやバリブルーンも夢ではなくなってきたように思います。

今回、自作のソフトウェアに音声認識を組み入れてみようと、「Julius ( http://julius.osdn.jp/ )」というオープンソースの音声認識エンジンをインストールしてみました。

以下はデモ動画ですが、こちらはマシンに対してマイクを通じて「人数」を言葉で話して認識させるものですが、しっかりと認識できていることが確認できます。 非常に面白いですね。

これは辞書に1人から10人までの言葉を登録して実行させているものですが、この様子を見ていると様々な応用が出来そうです。

例えば、辞書に寿司ネタのメニューを登録しておけば、お寿司屋さんでのお客さんの声での注文が、自動的に注文票に登録されるなどのことが出来そうです。

この Julius の素晴らしいところは高い音声認識率もさながら、やはり何と言っても無償のオープンソースであり、各自で自由にカスタマイズしてソフトウェアに組み込むことが出来ることにあると言うことに尽きると思います。

公開元の Julius開発チームには心より敬意を表したいと思います。

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業績悪化の大塚家具、株主総会で久美子社長を再任 経営責任問う株主も

業績悪化の大塚家具、株主総会で久美子社長を再任 経営責任問う株主も 

2年前の父娘間の経営方針の食い違いに関しては、僕は傍観者ではありますが、久美子氏の方針を真っ向否定しました。

それは、高級家具のショールーム販売によるシェアで成り立っていた大塚家具の経営スタイルを家具量販店に切り替えるということは、かなり危険な橋を渡ることが予測できたからということです。

ただ、もしもまたここで久美子社長を降ろして経営方針を元に戻すようなことになれば、さらに経営状態は悪化することも容易に想像できるのです。

大塚家具は今は、一番苦しい状況かもしれません。

ただ、この難局を乗り越えることが出来れば、きっと大塚家具は間違いなく生まれ変われることでしょう。

誰かが言ってますけれども、「成功」の反対は「失敗」ではなく、「挑戦しないこと」だと思うのです。

 

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